「肉体の鎮魂歌」です

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著者は増田俊也さんです。
増田さんの本は以前に、
「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」を
読んだ事があります。非常に面白かったですね。
この「肉体の鎮魂歌」も、とても面白かったです。

ちなみに全部で10のスポーツノンフィクションが
おさめられてるのですが、増田さん自身のは1つだけ。
増田さん自身が選者となって、セレクトしたわけですな。
山際淳司さんとか沢木耕太郎さんといった方たちの
珠玉の作品が1冊に詰まってるわけです。

おまけに収録作品が、どれも痺れるものばかりなのです。

「三人の三塁手」

  長嶋茂雄と後二人含む、まさに三人の三塁手の人間模様

「中井祐樹、戦いの記録」

  ゴルドー戦で相手の反則行為により片目を失明

「遥かなる祝祭」

  怪我さえなければ球史に名を残したであろう、
  巨人の吉村禎章。怪我の発端となった先輩選手を
  庇う発言をするなど、物凄い人格者

「嫌われた男 西本聖」

  個人的にベスト。どんなに活躍しても、チームメイトから嫌われた

「アリを超えた男」

  こちらも人格者。世界最強の男、ホリフィールド

「266ゴールの男」

  日本のサッカー史で最多得点選手は?

こんな感じで、どれも面白い。
もちろん、山際淳司さんの傑作、「江夏の21球」も
収録されております。

いや~、ドラマを感じさせますね。
どの話も、それ1話だけで1冊仕上げてもいいぐらいです。
そう考えると、この「肉体の鎮魂歌」は
コストパフォーマンスが高すぎますな(笑)

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