「日本 霊能者 列伝」です

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いつもの別冊宝島文庫です。

この本は日本の「霊能者」とよばれる
人達を数多く紹介しております。
御船千鶴子、出口王仁三郎、長尾郁子といった
レジェンド級の方たちをはじめ、
植芝盛平などの武術の達人たち、そして
冝保愛子、藤田小女姫などメディアで
人気のあった方など、たくさん出てきます。
個人的には伝説的霊能者である、長南年恵さんが
大トリを飾ってるのが嬉しいですね。

透視とか念写というのも
実際にこの眼で見れば、違うかもしれませんが
なんか胡散臭いですよね。
それとこんな事を言ったらなんですが、
書いてある文字を透視したり、
頭の中に描いた画像を印画紙に焼き付けて
それが一体なんの意味があるの?なんて思います。
超能力と言う名の手品ですが、スプーン曲げとか、
「なんでスプーンなの?」なんて思います。
どうせなら、もっと役に立つ事をしてもらいたいです。
未解決事件の犯人を言い当てたりしてもらいたいですね。
過去に、テレビ番組で外国の霊能者の方の予言通り、
遺体が発見されたりした事がありましたが
それも完全にまっさらな状態から予言したわけではなく
大体絞り込んだ中での予知でしたからね。

ただ本の中で出てくる、高島嘉右衛門さんのように
明確な予言をしてる人のエピソードを読むと、
「ひょっとして?」なんて思ってしまいます。
親戚であった伊藤博文に対し、「病気になってください。
病気になって満州行きをやめてください」と、
直前まで進言しており、それでも伊藤博文が
満州に行くというのを聞き、「どうしても行くのなら
くれぐれも根の文字がつく名前の者には近づかないでください」と
言っております。
満州のハルビン駅で伊藤博文を暗殺したのは
安重根でした・・・。

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