あえて敬遠してきた「渡辺美里」です
「渡辺美里」というのは、私の世代にとっては、
非常に思い出深いアーティストなのですが
私は長年、敬遠してきました。
「My Revolution」とか「Teenage Walk」など
大好きな曲はあるのですが。
今まで敬遠してきた理由は、実は学生時代に愛読してた
「FMステーション」の影響が大きいのです。
この雑誌では、よく渡辺美里さんの特集をしてました。
「好きなアーティスト・嫌いなアーティスト」でも
邦楽の第1位は渡辺美里さんが常連でした。
ちなみに私が購読してた頃で洋楽の好きなアーティスト
第1位は、ビリー・ジョエルだったように記憶してます。
当時(というか今もだが)、天邪鬼というか
ひねくれものであった私は、みんなが好きなアーティストを
逆に敬遠してたのですよね。
それと、西武球場で大々的なライブをやったり、
同じく私が嫌いだった大江千里さんとジョイントコンサートを
したりなんて感じで、鼻につく要素が、どんどん
増えていったのです(笑)
とくに「西武鉄道」との結びつきが強かったのも
嫌いとなる要素がありました。
中学生当時(今もだが)、東武線沿線の甘木市在住だった
私としては、東武鉄道のライバルである西武鉄道を
目の敵にしてたのですよ(笑)
それと、引いてしまう部分として、渡辺美里さんの
コアなファンの存在もありました。
たしか渡辺美里さんがラジオ番組で、「ちょっと一服・・・」
なんて感じで喫煙を匂わせる会話が取りざたされて、
「煙草吸うなんてイメージが良くない!」なんて感じで
FMステーションの投稿欄で、読者同士で激論を
交わしたりしてたのですよ。
私としては、タバコなんてどっちでもいいじゃねえか、
なんて思ってたので、今で言うところの
ドン引き状態だったのですよ(笑)
それと、これはルックスの部分ですが、
少し頬をふくらませて、おちょぼ口で
ちょっとビックリしたような表情が
トレードマークというか、本人も意識して
そのような写真を多く使ってたと思うのですが、
私としては生理的にダメだったのです(笑)
普通にしてれば美人なのだから、わざわざ
ポーズ作らなくてもいいように思うのですが。
ただ、先日ラジオを聴きながら眠ってしまい、
夜更けに目が覚めたのですが、ラジオから流れて来た
「My Revolution」(とくにイントロ!)に
不覚にも落涙するぐらい感動してしまったのです。
居ても立っても居られなくなってしまいまして、
取り急ぎ、2枚確保してきました。
右側の「Lovin' you」はセカンドアルバムであり、
「My Revolution」、「Teenage Walk」などが
収録されております。
10代の女性アーティストのセカンドアルバムが
2枚組って、今でも信じられないリリース形態であります。
左側の真っ白なジャケットは「ribbon」でして
4枚目のアルバムです。たしか100万枚以上売れた
大ヒット作であり、この頃からミリオンセラーという
言葉が飛び交うようになったと記憶してます。
当時はアルバムが売れる時代だったのですよね。
ちなみに、「Lovin' you」は550円でした。
2枚組だから仕方ないですね。
逆に、「ribbon」は180円のワゴン販売の中から
見つけました(笑)
とりあえず、35年ぶりに敬遠してきたアーティストを
再評価し、じっくり聴きこみたいと思っております!
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