「夕凪の街 桜の国」です
以前に鎌倉男子会の同行者である、盟友かつ旧友の
しよこさんから、「泣ける本、漫画」として
勧めていただきました。
ちょうど鎌倉男子会の終盤、いつものように大船の
ブックオフ散策をしてる時、見つけたので、しよこさんに
「売ってたよ。上中下巻の3冊全部あったよ」と伝えたら、
「おかしいね~、あの漫画は上中下の3巻じゃなく、
1冊だけだよ」と言われ、二人で漫画コーナーに行き、
私が指し示した本のタイトルは、同じ作者の
「この世界の片隅に」でした。
「これじゃないね。こっちだよ」と、しよこさんに
再度教えていただき、隣に並んでた本が、
この「夕凪の街 桜の国」であります。
いや~、間違えるところでした(笑)
この作品というか作者の「こうの史代」さんの
作品を読むのは初めてでしたが、この画は見覚えがあるし、
「夕凪の街 桜の国」という漫画作品が
物凄く評価が高く、話題になった事は、なんとなく
覚えております。
広島を舞台にしてまして、当然ですがこの場合の
広島はヒロシマでして、実際に被爆した人たちを
描いているのですが、そのような残酷なシーンは少なく
原爆をイメージする場面も非常に少ないです。
それよりも一般市民の何気ない普段通りの
日常生活をメインに描かれており、あまりにも平凡でいて
それでいて美しい日常は、たしかに「ハッと」するほど、
瞬間的に心をもっていかれるというか、
たしかに「泣ける」作品である事は、充分わかりました。
残酷なシーンがほとんど描かれていなくても
原爆というか戦争の哀しさが充分に伝わってくるあたりは
作者である、こうの史代先生の力量というやつですな。
素敵な漫画作品を紹介してくれた、しよこさんに
あらためて感謝したいと思います。
この記事へのコメント
21:10そして更に、言われた。「民は民に、国は国に敵対して立ち上がる。
21:11そして、大きな地震があり、方々に飢饉や疫病が起こり、
恐ろしい現象や著しい徴が天に現れる。
見張り人ブランドン・ビッグス牧師の新しい疫病が来る預言と
世界恐慌が来る預言。
ヨハネの手紙一 4章
4:8愛することのない者は神を知りません。神は愛だからです。
ライフラインは枯渇し、壊滅する。
なかなか興味深いコメントですな。
さすがです。
『夕凪の街』も『桜の国』も重い物語でした。
「ぜんたいこの街の人は不自然だ」というセリフに込められた心と体の深い傷、それをタブーとして見て見ぬふり気づかぬふりをしている人々が抱え続けている重荷。シンプルで力の抜けた絵なのに、ずしんと伝わってきますよね~。
ラストシーン手前の、原爆を作った人への痛烈な皮肉。
あれは相手への皮肉であると同時に、原爆による攻撃を受けた自分の人生への皮肉でもあったように思えます。
幼児誌で『カッパのねねこ』という漫画を連載していた人なので、その作品世界の相違はかなり衝撃的でした……。
仰る通り、絵柄はシンプルで、少しゆるい感じの
ほのぼのとしたタッチなのですが、
それがまた、哀しさを増長するというか、
よりグッときますよね。
何気ない日常の風景なんだけど、なんでこんなにも
哀しくなるのでしょうか。
この先生の作品は、他にもいくつかあるので
チェックしたいと思います。