代ゼミの日本史のテキストを手に入れました

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時々、暇つぶしのように日本史の勉強を
してます。完全に趣味というか気分転換の一種ですね。
参考書とか問題集とか大学受験用のものを、いろいろ
揃えて、気軽に取り組んでます。
熱量はマチマチであり、休みの前日とかだと
明け方まで参考書を通読したり、過去問解いたりしてますが
やらない時は1か月間、一度も勉強しない時もあります(笑)
まあ、趣味ですからね。自分の好きな時に勉強できるというのは
やはり楽しいものです。
これが「合格を目指す!」なんて感じで取り組むと
息が詰まってしまうでしょうね。

今回手に入れたのは、代々木ゼミナールの2020年の日本史のテキスト。
「共通テスト 日本史」の1学期、2学期、夏期講習の3冊セットです。
それよりも無知でお恥ずかしいのですが、「共通テスト」という言葉は
昔でいうセンター試験みたいなものなのですね。
初めて知りました(笑)
そういえば、センター試験の前は「共通一次試験」とか言ってたな。
ちょうど私が大学に入学した時ぐらいに、センター試験が
始まったように思います。最初は、国公立大学だけだったけど
すぐに私立大学も採用するところが増えていったイメージですね。

出品者の方によると、「共通テスト 日本史」は、その名の通り
共通テスト対策用のテキストであり、1学期と2学期の2冊で日本史の通史が
学べるようになっており、さらに夏期講習の1冊は「文化史」に特化した
内容となっております。ですからこのテキスト3冊だけで
共通テストの日本史はすべてカバーできる、との事。
ちなみに冬期講習もあったそうですが、演習問題中心だったので
受講しなかったそうです。

このような予備校のテキストというのは
本来はその予備校で講座を受講してる正式な生徒でしか
持てません。もちろん第三者が購入する事も出来ません。
聞いた話によると、正式な予備校の生徒であっても
紛失によるテキストの再配布などは、かなり制限がかかるようです。
転売などもってのほかであり、テキストの裏面には
販売を目的とした複製、複写、他者への転売、譲渡は固く禁ずると
明記されております。
でも、メルカリでは大量に出品されてます(笑)

たくさんある中で、皆さん結構強気な値段をつけてます。
それとテキストだけあって書き込み量が凄い。
「こんなにボロボロなのに、この値段!?」なんてものも
多数ある中で、私が選んだのは、3冊セットで1300円と
妥当な金額です。何よりも書き込みページが
とても少なく、それでいて書き込み方がキレイなのです。

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1学期の史料ページが10ページほど、書き込まれてるだけで
後はキレイなものです。
2学期と夏期講習は真っ新でして、「勉強したのかな?」なんて
疑問に思うレベルです(笑)

ちなみに、私が購入した代々木ゼミナールのテキストだけでなく、
河合塾、駿台予備校、東進ハイスクールといった大手予備校の
テキストは受験科目ごとに大量に出品されております。
なかには、予備校テキストだけを専門に買い取って販売してる
正式(?)な販売店もあったりします。

予備校については、やはり私は代ゼミに思い入れがあります。
通い始めたのは、高校2年の夏季講習からですね。いちおう、
冬期講習も行きました。校舎は今は亡き横浜校です。
友人たちと一緒に行った覚えはなく、自分ひとりで通ったのか
どうなのか、実はよく覚えてないんですよね(笑)
自宅に代ゼミから「夏期講習の案内」みたいなのが届いて
それで申し込んだのかな?

実際、英語を受講したのですが、正直なところ授業は
さっぱりわからず、まったくついていけませんでした。
何一つ、身に着かなかったです(笑)
ちなみに高校3年生の時に、同じく友人が代ゼミを受講してて
そのテキストを全部コピーし、モグリで何回か
授業に潜り込んだ事があります。
当時は代ゼミは他の予備校の中でも頭一つ抜け出たように
思います。

「生徒の駿台、机の河合、講師の代ゼミ」なんて言われてました。
有名講師をあちこちから引き抜いてまして、
いち早く代々木にある本校から衛星回線を使って
全国の校舎に授業を生中継したりしてました。
私が潜り込んでた授業もそうでして、テキストが分厚い事で有名な
英語の西谷昇二先生だったと思います(おそらく)。
ちなみに東進ハイスクールは後発なのですが
金にモノを言わせて、それこそ代ゼミのやり方を
そのまま踏襲し、各予備校の名物講師を引き抜きまくって
ましたね。

潜り込んだ講座の授業はさっぱりわからなかったのですが、
この時に私が抱いた違和感というか、予備校に対して
あまり良いイメージを抱かなかった事として、
有名講師が芸能人みたいな感じで振舞ってたんですよね。
西谷先生は授業自体は熱心で、終了時刻が過ぎてもおかまいなしに
延々と授業してしまうぐらい熱中してたのですが
画面越しに、教壇の上には、生徒たちからの差し入れ(飲み物など)が
山のように積まれているのです。

このような「差し入れ」する行為とか、先生を神格化するというか
なんかイヤな世界だな~、なんて思いました。
受験生なんだから受験に集中しろよ、なんて思いましたね。
ちなみに予備校の教室(衛星中継する教室はすり鉢状になった大型ホール)は
当たり前ですが机は前から埋まっていくので、後ろの方は比較的空いてます。
入室に関してはセキュリティチェックなどなかったので
私の様なモグリ学生でも、普通には入れましたね。
ただ、なんか予備校に通ってるというだけで勉強した気分になってたので
授業はまったく頭に入りませんでした。
友人と小声でお喋りしてたら、前の席の女子に、「録音してるから
静かにして!」なんて怒られてしまった事もありました(笑)

ちなみに皆さんご存知のように、数年前に代ゼミは事業を大幅に縮小しまして
今は校舎は全国に10もないように思います。
当時は、「え~!?」なんて思いましたが、今となっては賢いですね。
厳しくなる前に迷惑かけないよう身の丈に合った規模に縮小したわけですから。

私自身は、まさにないものねだりなのですが
予備校に通ったり、浪人したり、なんて生活に少し憧れてるところが
あります。受験生(浪人生)の一日みたいな動画をYouTubeで観るのも
結構好きです。
まったく勉強ができなかったのですが、奇跡的に三流甘木大学に現役で
滑り込む事ができたので浪人する事はなかったのですが
今考えれば、浪人してもよかったかな?、なんて。
まあ、実際にやってないから気楽な事が言えるんですけど。
実際、浪人生の方のYouTubeとかも、「浪人時代の一日を再現」
みたいなのは多いけど、まさに今浪人中、なんて方の動画は
極端に少ないです。
まあ、動画撮ったり編集したりしてる時間があれば
勉強しろ、なんて感じかもしれません(笑)


この記事へのコメント

2025年05月13日 13:46
代ゼミね。ぼくが浪人をはじめた(←好きでやっていたのではないが)年に、札幌にも代ゼミがオープンしました。
それまでは、桑園予備校と札幌予備校の独占市場でしたね。
代ゼミでは英語のリスニングクラスだけ受講していたのですが、自習室に入り浸り、時には他の授業に潜り込んだりしていました。
あるクラスに、女子がひとりしかいないクラスがありまして。
その子がとてもタイプだったのです!
なので周囲はがら空きなのに、その子の真後ろの席に座るという、HENTAI的行為と授業へのただ乗りの2つの罪を犯しておりました。
後年、その子に再会したりはしなかったけど。

海さんは、「静かにしろ」と怒った前の席の女子と、偶然の邂逅があったのでは?
正直に白状してください!(笑)

2025年05月13日 22:45
しろまめさん、どうもです。

当時、平日の夜に授業があったのですが
現役の高校生は学校の制服を着てて
浪人生は私服、なんて感じでした。
我々に注意してきた女性は私服だったので
浪人生という感じでしたね。
我々は遊び半分でしたが、その女性は真剣に
授業を聞いてるのがわかったので
単純に、「申し訳ありません!」なんて感じです。
ただ、私の友人は、別の機会に他校の女子高生と仲良くなり、
授業が終わったら、その彼女を家まで送っていくように
なりまして、我々は羨ましそうに指を咥えて見てるだけの
有様でした(笑)
2025年05月16日 10:31
この場合(ほかの場合もだけど)、「指をくわえて」は比喩にすぎないんですが、本当に指をくわえている人がいたら面白いだろうな~。
2025年05月17日 10:09
しろまめさん、どうもです。

実際に似たようなケースがありました。
「指を咥える」の実写版は難しいかもしれませんが、
よく「ギャフンと言わせる」とかありますよね?
その流れで、先日思わず、「ギャフン!」って
言ったりしました(笑)
なんでその流れになったのか、よく覚えては
いないのですが(笑)

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